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【宮城】謎の洞窟が仙台・秋保に 旧陸軍の弾薬庫か[03/28]

仙台市太白区秋保町の戸神山(とがみやま)の南麓にあり、旧陸軍が太平洋戦争中に掘った洞窟を、
地元のまちおこし団体「秋保地域資源活用委員会」が調査している。
弾薬庫跡と伝わるが、遺留物や文献記録などは残されていない。
メンバーらは現地調査や高齢者への聞き取りを進め、謎の解明に挑む。
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洞窟は太白区秋保総合支所の北約2キロの旧道沿いに位置し、崩落が進んでいるが4カ所の入り口を確認できる。
つるはしなどを使って手作業で掘られたとみられ、高さ約2メートルの横穴が続いている。
暗がりにはコウモリが生息する。

内部の数カ所で枝分かれし、総延長は不明。
近くで育ったという農業伊藤正則さん(62)は「全部で数百メートルはあるだろう」とみる。

伊藤さんの父の安男さん(85)によると、
掘削作業は1943~44年、宮城野区榴岡公園に本拠地を置いた第2師団歩兵第4連隊が担った。

安男さんを含め当時の国民学校高等科の生徒が資材を運搬したり、弁当を届けたりした。
洞窟の中には弾薬や砲弾、手投げ弾、ドラム缶などが運び込まれたという。
兵士たちは、秋保小と青葉区の上愛子小に寝泊まりして掘削に従事した。
安男さんは「その代わり、子どもたちは地元の寺院で勉強した」と振り返る。

地域住民約20人で構成する活用委は3月上旬、地元町内会と協力して戸神山周辺の散策路に案内標識を設置。
洞窟など山の周辺を取材し、執筆したパンフレットも3月下旬に完成する。

庄子敏明委員長は「洞窟をさらに調査し後世に記録を残したい」と語り、戦時中の情報を求めている。

写真:洞窟の内部を案内する伊藤政則さん
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以下ソース:河北新報 2017年03月28日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170328_13008.html http://www.wehate9.com/